毎年遊んだゲームまとめを書いてる方がTwitter に複数人おり、去年便乗して書いてみた所かなり楽しかったので2023年もやっていきます。
なお、2023年ゲームまとめと言いつつ今年発売に限定せず遊んだゲームの振り返りなので、当たり前のように2022年以前に出たゲームも含みます。
去年2022年に遊んだゲームまとめ・MGOTY - ぶるどり
Accelerate2.0 2022年のゲーム事情
2022年やったゲームまとめ / Skyriser's Game of the Year 2022 (SGOTY-2022) - Trance Shift 8 - Notes
2022年に遊んだゲームまとめ | むせのーと
2022年ゲームまとめとGOTY - Zephyr Cradle Diary(2022-12-31)
今年
Accelerate2.0 2023年のゲーム事情
2023年やったゲームまとめ / Skyriser's Game of the Year 2023 (SGOTY-2023) - Trance Shift 8 - Notes
2023年に遊んだゲームまとめ(MOTY2023) | むせのーと
2023年ゲームまとめとGOTY - Zephyr Cradle Diary(2023-12-30)
・2023年MGOTY
ではまず最初に、2023年みるふGOTY発表! 今年は4作品を選びました! わーぱちぱち!
・グノーシア
・崩壊:スターレイル
・ロマンシング サ・ガ2
・FINAL FANTASY VII REMAKE
今年の新作として崩壊:スターレ イルはシナリオ、システム、グラフィック、音楽どれをとっても格別で、特に令和の時代にターン制RPG でここまで楽しめる新作がソシャゲで出てくるとは思わなかったので驚いた。今後のアップデートにも期待。 グノーシア、ロマサガ2 は前々からやろうやろうと思いつつ積んでいた作品だったが、やはり面白そうだと思っていた分だけしっかりと面白く、また、ゲームならではの体験という点で非常に優れており、やはりゲームっておもろ! という気持ちがめちゃくちゃ高まった。FF7 リメイクは正直遊ぶ前は期待していなかったが、良い意味で驚くほど裏切られた。本当に作り込みが凄まじく、執念の作品とでも言うべき一作でこれがまだリバースでも、その後に出るであろう作品でも味わえると思うと興奮を隠しきれない作品だった。 詳しい内容は当該タイトルの記載箇所へのリンクも敷いてるのでもしよければ是非!
・2023年遊んだリスト
リストで並んでるとやっぱ壮観だなあと思ったので今年はまずリストアップしたものを並べる。合計50本となり、中々遊んだな~という満足感がいきなり出て良い。 ・Stacklands ・ファイナルファンタジーXIV ・原神 ・ライザのアトリエ2~失われた伝承と秘密の妖精~ ・ロマンシング サガ リ・ユニバース ・Warhammer 40,000:Darktide ・グノーシア ・いっき団結 ・グランブルーファンタジー ・Redemption Reapers ・サガ スカーレット グレイス 緋色の野望 ・ライザのアトリエ3~終わりの錬金術 士と秘密の鍵~ ・Against the Storm ・崩壊:スターレ イル ・Age of Empires II: Definitive Edition ・ワールドフリッパー ・LOOP8 ・BLUE PROTOCOL ・FINAL FANTASY XVI ・Raft ・Inscryption ・テイルズ オブ ベルセリア ・EXOPRIMAL ・ポケモン スリープ ・シアトリズム ファイナルバーラインシアトリズム ファイナルバーライン ・Techtonica ・ポータルダンジョン ・Getting Over It with Bennett Foddy ・Fit Boxing 2 ・I Am Future: Cozy Apocalypse Survival ・NARAKA: BLADEPOINT ・Survival: Fountain of Youth ・FallGuys ・Sea of Stars ・Starfield ・ICARUS サバイブイカ ルス ・時空の覇者 Sa・Ga3 ・PowerWash Simulator ・ロマンシング サ・ガ2 ・9th Sentinel Sisters ・FINAL FANTASY VII REMAKE ・いもむし ・Slime 3K: Rise Against Despot ・Cuisineer ・Hexarchy ・The Front ・千年戦争アイギス ・8番出口 ・Chivalry 2 ・Monster Hunter: World 以下、MGOTY作品も含め遊んだ順に感想が続きます。 2023年はゲームを遊んだらすぐブログ記事を書くことにするので、ゲームまとめは個別記事へのリンクを貼るだけで楽になるはずだな~と考えていたが……果たしてその結果は!?
・Stacklands
2022年4月9日発売。 全てがカードで表現された世界でサバイバルクラフトするゲーム。 お金を払ってパックを剥くと木や石といった素材が出てくるので、組み合わせたものに人を乗せると加工して道具や施設となる。 施設に人を乗せるとそこで働き収入を得ることが出来る。 道具を人に乗せると専門家となり、加工が早くなったり施設の収入が増えたりする。 更に別のパックを剥くと洞窟やジャングルといった場所が出てくるので、そこでは新たな素材や収入を得ることが出来る……といった形でゲームが進んでいく。
パックにはいわゆるレアカード的な位置づけのものもあり、最初は出たらラッキーくらいだったのが気がつけば目的のカード以外ゴミ! とパックを剥きまくったりする。やはりカードパックを剥くのは楽しい!
カードの中には敵対勢力や野生動物なんかもいて、割と死ぬ。 なので武器や防具を持たせた戦士を作っておく必要があるのだが、その為の余剰食料を稼ぐのもまた一苦労……といった具合で、かなりサバイバル感もあって楽しい。
ゲームを進めていくとボスみたいなのも出てくる。初見は余裕で殺されてそのまま全滅コースだったのだが、やり直した回はとにかく数の暴力でなんとか出来ることを理解したのでなんとかした。これがまた楽しくて気持ち良い。 ボスの中には戦闘参加者全員へスタン攻撃してくるのがいて、防ぐために最初は1人で挑んで誘発させてから全力……みたいな戦略も必要になったり、そもそも少数精鋭しか送り込めないポータルの先にいるボスなんてのも居たりしてかなり攻略しがいもあった。
ゲーム全体としてはどう生産ラインを確保して余剰分をどれだけ戦士にしていくかといった話になっていくのだが、全てがカードで表現されているため終盤はかなり画面がやかまし くなる。 個人的にはこれが面白かったのだが、ツイットに記載の通りネトゲ の倉庫整理を一日中続けるみたいなゲーム感覚になっていくので、人によってはうんざりするかもしれない。
最終的にはそれなりにスッキリさせることができて満足! 全実績アンロックまで20時間程度で、短くも確かな満足感だった。 今年の7月後半にDLC のCursed Worldsも出ていたのだが、その頃は別ゲーやってて結局手付かず。これ書いてたらやりたくなってきたので近いうちにやりたい。
2013年8月27日サービス開始。 今年はなんと10周年! ……なんだけど、去年からモチベが下がり続け、今年いよいよ失ってしまったのでアニバーサリー的な賑わいには乗れなかった。
それでも2022→2023の年越しはフレの手伝いで絶テマやってたみたいで、スクショ見返してたら絶テマやってたんだっけ!? ってびっくりした。 他のネトゲ 触ってると、エンドコンテンツに装備揃えたりレベル上げたりで数100時間……みたいな修行僧並の準備は不要でカジュアルに挑めるのは驚くし、やはり良い所だなと感じる。
バトルシステムも一見して簡素なアクションRPG のように思えるが、敵の攻撃で行動が阻害されるという要素はほぼなく、グローバルカウントダウンという共通のクールタイム下で行動を選んでいくゲームとなるため実質FF正当進化のコマンド式RPG となっているところも気に入っている。 数年漬ければモチベ復活する可能性もあるので長く続いて欲しい。
・原神
2020年9月28日にサービス開始。 去年から引き続き楽しく遊んでいる。これで基本無料は嘘だよ。
今年は現行に追いつき、スメールの冒険を堪能した。アーカーシャ 端末周りの話はかなり好きだった。 冒険する上でのパーティメンバーはナヒーダ、八重神子、モナ、自由枠でほぼ固定となっている。 八重神子が雷の釘刺してナヒーダでシャッター、元素熟知盛ったモナで水パシャパシャ……ってめちゃくちゃ地味だが草の爆発強いから大体なんとかなる感じ。 なぜモナなのかというとモナが黒タイツでかわいいしダッシュ が楽だからですね……。
ここみんもめちゃくちゃかわいくて引いたんだけど、ダッシュ が早くないと……もう駄目みたい……。 最近のアップデートで秘境内はダッシュ 不要になってるぽいのでそこでなら使うチャンスありそうかなと期待している。 そんなこんなで楽しく遊んでいるが、育成がやや面倒になってきてモチベが下降気味。 どうせやるならマンスリーパス買って毎日ログインして紀行も満了させたいよな~とか考えちゃって腰が重たいというのがややある。ログボに支配された憐れな人の子よ……。 とは言え数日前に留雲……閑雲の短冊が告知されてモチベがぶち上がった。引いたら本気出す。
・ライザのアトリエ2~失われた伝承と秘密の妖精~
2020年12月3日発売。 今年はライザ3が発売予定ということで、塩漬けにしていたライザ2をプレイ!アトリエシリーズ は魔王がいたり世界が滅びない程度に異変も置きたりするけど、主人公は錬金術 師なのでそんなの気にせずアイテム調合に没頭しても良い……という所からスタートしたシリーズ。 そこから段々と変化していって、最近は冒険の目的がある上で様々な問題を錬金術 で解決して進んでいく形のスタンダードなRPG 作品となっている。
そんな中でもライザのアトリエは調合による強力な武具や爆弾を作り上げてモンスターを蹂躙する楽しさに特化している。 フィールドで拾える素材でアイテムを作って進んで行くという遊びは変わらないもののシナリオ上必要なアイテムはダンジョンを進むと拾えるものが大半で、あとは錬金釜 にぽいっと投げ込めばお話は進んでいく。 この為、障害となるのは主にボス戦となっており、素材の品質やランダム効果が付与される特性という部分が重要になってくる。 品質が高ければ強い武具や爆弾になるのはもちろん、特性には「攻撃力+5」等の効果が存在するため、「攻撃力+5」と「攻撃力+5」の素材を組み合わせて「攻撃力+10」の素材を作り「攻撃力+10」と「攻撃力+10」の素材を組み合わせて武具を作ることで「攻撃力+20」……といった形でとにかく強くしていける所が魅力となっている。
ライザ2としてみると前作からの変化はほぼなかったのが残念ではあるものの、ライザとしてはそこが一番楽しい部分なので変わらず面白くて良かった。 シナリオとしてはどうかというと、アトリエシリーズ にしては珍しく主人公が続投で、時系列的にも初代ライザのアトリエから3年後と地続きになっている。
この為、前作でドラゴンすらちょちょいのちょいでしてよくらいになっていた伝説の錬金術 師が何の理由もなく弱体化され、道具や資産含めてすべて0からのスタート! となる。柊蓮司もこれにはびっくり。 シナリオ的には、街の偉い人からこれ調べてよって渡された卵に関する情報を調査するため、元いたアトリエから離れて王都での借りぐらし! という流れがあるので施設の類がなくなるのは百歩譲って納得できるとしても……賢者の石1個でも良いから持ってくれば何もかも快適に過ごせるのだが!? と釈然としない気持ちが強かった。 もちろんゲームとして最初から無双できても面白くないので、何かしらシナリオ的な補完が欲しかったというお話。 また、前作でライザ達の成長は綺麗に描ききってしまったので今作はあのキャラたちの3年後はこうなってますよ~的なファンディスク程度でほぼ虚無。 完全に虚無……程度なら良かったが、ライザがうっかりしてなんか起きる→なし崩し的に進むっきゃない! というアホな展開を全てのダンジョンで毎回やってたし、ひとつ前のシーンで言ったことを次のシーンで繰り返すみたいな場面も多々あった。 一夜漬けで書いた後、読み返して修正する時間もなく提出したのか……? くらいな低クオリティが全体的に漂うテキスト群は流石にマイナス点だった。
とは言えライザとクラウディアは末永くお幸せになって欲しい気持ちはあるのでファン向けとしては正しいのかもしれない。ここのパティうんざりした表情良すぎる。
システム的なパワーアップで気に入ったのは、アイテムを売るとショップのラインナップが良くなっていくというもの。 素材にも品質やサブ効果が付いているのだが、道具が良くなればなるほど良いものが手に入って行くので最初の頃に収集した素材は余りがち。 一応ぷにぷにに食わせるという遊びはあったのだが、錬金術 師の見出した素材が王都に流通することで王都で売られるものも良くなっていくというのは世界観的にも沿っていてかなり良かった。
逆に気になったのはこの辺。今作から雨が降るという要素が追加されたのだが、別に雨降っている間だけの素材やイベント等もなくキャラが濡れ透けするだけという……。 その上でイベント中に雨降ってると違和感でしかなく本当に無駄な機能だった。
そんなこんなで文句は多々あれど一応トロコンまでは楽しめたので、やはりアトリエシリーズ は調合が楽しいかどうかが重要なのかもしれない。
2018年12月6日サービス開始。 去年は再戦ボタンをぽちぽち押すだけでどんどん強くなっていくのが面白くて続いていたのだが、今年は放置で300回くらい戦ってくれる連続再戦とかいう機能が実装された。 便利になったものだなーと思っていたら、今度は一度戦闘時間を計測したらクエス トやったりアプリ閉じたり何やってても1000回くらい戦ってくれる記憶再戦とかいう機能が実装されて笑った。 何事もやることが極端なのはサガシリーズ の血を引き継いでいると言えなくもない。
そして去年に引き続き零姫様の新スタイルが正月に実装。このまま正月の顔になれるのか!? 2024年の正月ガチャにも期待している。でも年に数回の新スタイルが出てるキャラもいたりするのでもっと出て欲しいという気持ちもややある。
あとこれ見て。かわいすぎない? あまりにもかわいいがすぎるな。この笑顔で幸せな新年を迎えられた気がする。本当に何度見てもかわいすぎる。かわいすぎてサガシリーズ 最新作であるサガエメが楽しみになってきた。2024年4月25日発売です。バーニィ は多分出ない。零姫様はワンチャンないか?
2022年11月30日発売。 去年に引き続きハマっている。今年Steamでプレイした時間の15%を占めて第2位となるくらい遊んでいたらしい。 WH40Kの世界観で最大4人で大量に出現する敵をぶちのめす近接主体のL4Dみたいなゲーム。 このゲームはマルチプレイ 専用となっており、いくつかのステージから難易度と特殊条件がランダムに選ばれたものがクエス トボードに一定時間貼り付けられており、その中から好きなものを選んで突入するといった形式となっている。 今はアップデートによって改善されているものの、今年1月時点ではまだ難易度で報酬が良くなると行った要素がほぼ存在しておらず(本当にこれはなんだったの?) 最高難度は数回クリアしたらもう満足していたのだが、フレが最高難度かつ敵がめちゃくちゃありえんぐらい出る高密度の特殊条件でクリアした!!! と報告してきたのでいっちょやったろうじゃないのと何度か挑戦していたらクリアできてめちゃくちゃ楽しかった。やっぱこのゲーム最高!!!
ちなみにSteamレビューは全てのレビューで「賛否両論」だが、最近のレビューでは「非常に好評」となっているように1年ほどかかったが大分改善された。
前述したクリア難度による報酬の増加を始めとしたゲーム導線の改善やスキルツリーの追加、装備類のカスタマイズが容易になって試したいビルドを色々試せるのが良い。 リリース当初は高頻度で発生していたクラッシュも今や見る影もなく、快適に暴力が楽しめる! ただ、コンテンツ自体はリリース時から全然増えてないんだなこれが。 正直な感想としては最近のレビュー「非常に好評」は過去作を遊んでいたプレイヤーが諦めて古巣へ帰っただけとしか思えない。 未だにVermintide2の方が遊べるコンテンツが多いので……今後のアップデートではステージやコンテンツの追加が欲しいです。頼むぞFatshark。
・グノーシア
元は2019年6月20日 にPSVita で発売された。
そのアップデート版としてSwitch版が2020年4月30日、Steam版が2022年1月23日、PS4 /5・Xbox ・Windows 版が2023年12月14日に発売されている。
人狼 をビデオゲーム で遊べるという点においてもよく出来ていたし、何よりそのゲーム要素を上手く使ってキャラク ターとシナリオの魅力を最大限に引き出した手腕は本当に見事としか言いようがなかった。文句なしで2023年MGOTYの一本。
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで! (ようやくこのフレーズが使えた!
・いっき団結
2023年2月15日発売。
ファミコン の『いっき』が16人で遊ぶマルチプレイ ヴァンサバとして復活したやつ。
最初は4人パーティで4箇所別々の場所から開始する上、ヴァンサバと比べるとパワーアップ速度が緩やかで地味……なのだが、他パーティと合流したときの盛り上がりっぷりが本当に楽しくて、16人マルチのゲームをソロで攻略するくらいまでハマってしまった。
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで!
2014年3月10日サービス開始。 アニラ実装辺りから休止したり細々と遊んだりでなんだかだ続いているRPG 。武器がどう組み合わせれば良いとかいまいちピンと来なくて雰囲気で遊んでいる。
今年の2月に実装された白虎スキンがあまりにもかわいくてモチベが急上昇した。
モチベ急上昇中のまま闇古戦場に突入したのでエレシュキガルを獲得してみたら、弱小プレイヤーでも目に見えてQOL が急上昇してモチベは更に加速した。
モチベが加速した結果、年始めはLB700くらいだったスカーサハ様が遂にLB999に達した。
モチベは留まるところを知らず、スカーサハ様の新規イラストに釣られてグラフェスに初参加したりもした。 スカーサハ様モチーフのフードやドリンク、グッズも何もなかったが割と楽しめた。スカーサハ様モチーフのなんかがあればもっと良かったのだが(モチベが下がったSE
今年のグラブル モチベが維持できた要因としてはイベントシナリオがどれも面白く最高の当たり年だったという所も大きい。グラブル のシナリオ担当は複数人いる為、全然面白くない時もあるが逆にめちゃくちゃ刺さったりする時もある……くらいだったのだが、今年はCygames内で面白いテキストとは何か? という認識合わせや知の共有が行われたのだろうと思えるぐらい打率が高かった。 沢山のキャラが出てきた積み重ねのおかげというのもあるだろうが、イベント内での起承転結と盛り上がりどころ、キャラの見せ場の作り方が上手く1話完結モノとしての作り方がノウハウ溜まってきたんだろうなという所感。 メインクエス トは今までの負債に引っ張られてる感もあり、急にどうした? という突飛さがややあるものの、かなり面白い展開になりそうで割と続きが楽しみになった。 今年はCygamesのおかげで日本のエンタメ作品のストーリー水準が向上した飛躍の年!
・Redemption Reapers
2023年2月23日発売。 元ネバーランドカンパニー 小林宏 至さんが代表を務める、Binary Haze Interactiveの最新作。 バトルのバランス調整に『ファイアーエムブレム 』シリーズに携わった方も参加しているようで、基本的に敵を釣って1体ずつ倒していく昔ながらのSRPG となっている。
操作キャラは最大5人の固定式でかなりの少数精鋭なのだが、その分押し出しや連撃等の要素もありゲームテンポはそれなりに快適な作品となっていた。
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで!
2018年8月2日発売。 2016年12月15日にPSVita で発売された作品のバージョンアップ版で、サガシリーズ の現状最新作。 本作は5人パーティのターン制RPG で、共通の行動力であるBPをどう振り分けて技を使うか試行錯誤が楽しい作品となっている。 敵の行動はターン開始時にある程度開示されており、攻撃技にBPを注ぎ込んで厄介な敵を先に倒すか、それが無理なら行動順を遅らせる妨害技でサポート……いや、そこまではBPが足りないのでどうするか……? そんな風に毎ターン考える事が多くそれらが上手くハマると難しいパズルを解いたかのような面白さも感じる事ができる。 フィールドにはイベントの発生するオブジェクトが描かれており、ダンジョンもイベントの一つとして処理される為にランダムエンカウント といったものが存在しない。 この為、戦闘はすべて自らの意志で発生させたイベント戦闘という形となっており、それならば全てを楽しく遊べる歯ごたえのある戦闘にしても良いよね! という割り切り方がなされている。 その割り切り方が大正解! と思えるほど、今世紀最高傑作のバトルシステムを持つRPG がサガスカである。 今年はそんなサガスカのバトルを更に発展させたかのようなバトルシステムに期待しかない、シリーズ最新作『サガ エメラルド ビヨンド』が発表された! 2024年4月25日発売です。好評予約受付中!
そんなサガスカは去年も遊んでいたのだが、サガシリーズ で全主人公クリアしてる作品ないんだよなあ~サガスカ好きだから成し遂げてえ……と言い続けてようやく今年、遂に成し遂げたのであった!
その勢いを殺してはならぬと(間に他の作品いくつか挟んだが……)戦い続け、遂にトロコンも成し遂げることが出来た。
最終的に真ファイアブリンガーはそこそこ楽に倒せたので、ウルピナの全技・術ランクIIIまで育てたのは育成し過ぎた感もややある。 とにかく最後まで戦闘が育成も含めて楽しかったので最高のゲームだった。サガエメ楽しみすぎる。
・ライザのアトリエ3~終わりの錬金術 士と秘密の鍵~
2023年3月22日発売。 本作も主人公が続投で、ライザのアトリエ2から1年後の物語となっている。 シナリオはシリーズ3部作のまさに集大成という出来となっていて非常に楽しかった。 ただ、ボリュームが前作の4倍くらいには膨れ上がっており、システムがまったく進化しないまま(一部はなぜか劣化)だしライザ2で不満だった点はそのままだしで、それだけの物量を遊ぶとなるとかなり苦しいものがあった。 サブクエス トで読めるシナリオはまだまだ残っているのだが、メインクエス トクリアで満足して終わった。
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで!
・Against the Storm
2021年10月18にEpic Storeで販売開始。2022年11月1日アーリーアクセス開始、2023年12月9日正式リリース。 ローグライト要素のあるサバイバルシティビルダーゲーム。
基本的には食料を確保しながら資源を集めて都市を発展させていくというシティビルドモノなのだが1ゲーム毎にクリア条件がある為、それに向けて状況を鑑みながら建てられる施設をローグライト形式でピックしていくというゲームになっている。
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで!
・崩壊:スターレ イル
2023年4月26日サービス開始。 『原神』や『崩壊3rd』等を開発・運営しているmiHoYoの新作。 miHoYoの得意分野であるアニメキャラを動かしながら楽しめる、オーソドックスなターン制RPG となっている。
何はともあれまずキャラがかわいすぎる。こんなにかわいくて良いのか!? このかわいさのキャラを動かして世界を歩き回れるし、戦闘もできるし、ムービーでも縦横無尽に駆け回るのでただ眺めているだけでも面白い。 特にストーリーの節目で戦うボス戦はBGMがアニメ映画のクライマックスで流れるような豪華さで、それをバックに流れながらぐりぐりアニメキャラが動く戦闘はめちゃくちゃ楽しすぎた。これが基本無料とか嘘でしょ?
原神と異なり主人公がかなり自我を持っていて普通に喋るし、見慣れたSNS 風のUIでのチャットも多め。主人公がかなり動くので交流機会も多く、とにかくキャラク ターを好きになってもらうぞという要素が手厚い。 シナリオは星穹列車という宇宙を旅する列車に乗って、様々な惑星の諸問題を解決していくという形で進行していく。 崩壊の神による侵略で文明レベルが低下し宇宙の概念も忘れてしまった人々の住む惑星や、豊穣の神によって数百年以上の寿命を持つことになった種族と定命の種族が寿命差で苦しんだり楽しんだりしながら暮らす惑星であったりと、惑星毎の世界観がしっかりと作られているためバリエーション豊かなSF感を楽しむことが出来る。
世界観がしっかり作られているということは、その世界に住む様々な勢力の主義主張も一貫しているという事であり、主人公たちと敵対することもあれば、手を取り合うこともある。 何かしらのトラブルに巻き込まれながらも前に進んでいき、主人公たちは倒すべき敵を倒すという気持ちよさを持っているため、前述したように豪華なBGMの流れるボス戦ではもうお祭り騒ぎとなる。盛り上がる所で盛り上がるのは本当に楽しい。 ただし、主人公の出自には謎が多くある……のだが、SFにはありがちな、定められた未来を観測できるラプラスの魔 を地で行くようなキャラが主人公に未来を変える因子として働いて欲しい……みたいな思惑を恐らく持っているようで、知っているけど教えないみたいな振る舞いをする展開があったりしてここら辺がやや苦手な人もいるかもしれない。 ゲームジャンルとしてはRPG なので肝心のゲームシステムはと言うと、FF10 のような速度順に行動が行われていくタイプ。もちろん速度を上げれば行動回数が増える。 各キャラク ターは通常攻撃・スキル・必殺技を1つだけ所持しており、単体攻撃、範囲攻撃、バフ、デバフ、回復等キャラ毎に出来ることがパッキリわかれている。 パーティ人数は上限4人となっているため、基本的には攻撃、回復の2キャラに加えて、バフ、デバフ、サブ攻撃から残り2キャラを組み合わせる形となる。 こう書くと、じゃあボス戦では範囲攻撃キャラが価値ないのでは……と考えてしまうかもしれないが、スターレ イルのボス戦は基本的に雑魚呼び行動が存在する為、範囲攻撃もかなり価値が高い。
むしろオート戦闘も実装されている為、単体攻撃キャラの編成だと雑魚を倒してくれずに致命的な行動されて壊滅とかが割とあった。現状は雑に範囲攻撃をばらまくキャラのほうがやや優勢かもしれない。 戦闘の難易度はメインクエス トを進めるだけなら苦労しない程度だが、しっかりと戦闘を楽しめるエンドコンテンツが用意されている。その内容も純粋にキャラの強さをぶつけるだけでないのがまた面白い。 フィールドに固有バフがかかっているのでそれを活かすような編成を求められたり、ローグライトのようにランダムで選べるバフを選んで強化していきながら最奥のボスを倒すと言ったコンテンツもある。 後者のコンテンツは模擬宇宙というのだが、バフ一つで戦術が変わるほどの効力を持っているものもあり、色んなパーティで楽しみたくなるというのがソシャゲと相性が良すぎるなと感じた。 色んなキャラを引きたくなるし、逆にキャラがいなくともバフの選択次第でパーティを活かせたりと遊びの幅が広いのが偉すぎる。
前述のようにオート戦闘も実装されているため、育成用の周回コンテンツはある程度育てば全てオート放置で済ませられるのも手軽で良い。装備品もランダムにサブステータスが付いているので狙ったステータスをするためにかなりの周回が必要なのだがそれも快適。デイリーもオート放置含め10分もあれば全部終わる。 私は基本的にお気に入りのキャラを使えればそれで良いくらいのスタンスでソシャゲを触ることが多いので石を余らせがちなのだが、育成が手軽でそれを活かせるコンテンツもあるということで、少しでも琴線に触れたら引きに行っているためやや枯渇気味。 気をつけろ、財布がほよばに握られている。
また、戦闘コンテンツ以外にミニゲーム もやや多め。PS2 前後のRPG に存在していたあらゆる要素を全て詰め込むぞという気概が感じられる。もちろん倉庫番 やかくれんぼもある。 とにかくかわいいキャラでオーソドックスな良質のRPG を楽しみたいというのであれば、スターレ イルがオススメ! これはMGOTY入りは当然の結果。去年の原神に続き2年連続でmiHoYo作品がMGOTY入です。このままの勢いで来年は多分ゼンレスゾーンゼロが入りそう。
2019年11月14日発売。 オリジナルは1999年9月30日発売で、DE版はグラフィックが向上しただけでゲームとしては全然変わっていない。つまり実質24年前のゲームなのだが、何故か今年5月に『Return of Rome』、11月に『The Mountain Royals』という拡張DLC 、及び、それに伴う大型アップデートが行われた。なんで? AoE2はRTS (リアルタイムストラテジー )というジャンルの作品で、人を生産し木を切り羊を狩り更に人を生産し様々な施設を作り兵を生み出しながら更に人を生産し資源を確保しながら生み出した兵で敵の街を侵略するというゲーム。侵略しないと侵略されて死ぬ。戦え、戦え。 その名の通りリアルタイムで進行する中で生産と侵略を同時に操作する必要のある戦略ゲームで、好きなんだけどあまりにも操作が忙しく中の人スペックが足りずに上達しない。上達しないからこそ10年以上楽しく遊び続けられているとも言える。 あんまやるゲームないな~という時期に身内と遊ぶ定番ソフトとなっており毎年細々と遊んではいるのだが、今年はDLC2本出たという事もありそれなりのモチベで遊んだ結果、今年Steamでプレイした時間の15%を占めて第1位となるくらい遊んでいたらしい。
なんとなく利便性がよくなるタイプのMODは好きになれず日本語ボイスやグリーンアラビアという対戦用マップくらいしか入れていなかったのだが、どうせ身内としかやらないしなあ~という事で今年は色々と試してみた結果、かなり快適になった。そもそも24年前のゲームだし視認性上げるくらいはまあええか……となった。 肝心のDLC とそれに伴うアップデートだが、『Return of Rome』は何故かAoE2内で初代AoE が遊べるようになるという斜め下の内容がメインだった。結局触ってない。 一応AoE2で遊べる文明としてローマが増えもしたのだが、歩兵とスコーピオ ンがメインとなっていて、大型アップデートでも強化は入ったのだが……やはり所詮は歩兵とスコーピオ ンという感じで勝ちに繋げるのは難しく、ブームが起こることなく忘れ去られた。 『The Mountain Royals』の方はアルメニア とジョージア の2文明が追加。ついでにラバ車と要塞教会 という要素も追加された。 木を切って回収するには伐採所、石や金を掘って回収するには採掘所という施設がそれぞれ必要なのだが、ラバ車は資源の種類を問わずに回収することが出来る上に、移動させることが出来るという新ユニット。かなり便利なのだが、ユニットなので攻撃されたら弱いというデメリットもある所が中々面白い。要塞教会 は名前通り要塞としても使える教会で、防衛力もあるし敵に向かって建てていくのも良い性能を持っておりこちらも中々良さげな新要素だった。 文明としては、ジョージア のユニークユニットであるモナスパがバグでものすごいダメージを出していて一大ブームが起こっていた。すぐ修正されるかと思ったが中々修正されずかなり猛威を振るった。修正されても強かった。アルメニア は空気になっている。
・ワールドフリッパー
2019年11月27日サービス開始。2024年2月20日 サービス終了。 5月末にストーリーの最終話が更新され、その後は縮小運営が続いていたが遂に来年2月20日 にサービス終了が告知された。
ぐりぐり動くドット絵で描かれる熱いストーリーは本当に素晴らしく、最終話とその後に配信されたエピローグ的なイベントではべしょべしょ泣いた。 あまり課金できていなかったし、休止していた時間の方が長いのでそこまでショックは大きくないが、サービス終了はやはり悲しい……。 育成はあまりにも手軽に出来る部分は手軽過ぎた反面、苦行に感じる部分は苦行過ぎて定着しづらかったのが敗因か。
かわいいロリ婆も出てくる。まだストーリーは読めるので、良かったら楽しんでください……。
・LOOP8
2023年6月1日発売。 あの伝説的な名作『高機動幻想ガンパレード・マーチ 』を世に送り出した、芝村裕吏 氏の手掛ける最新作『LOOP8(ループエイト)』が満を持して登場! エモーショナルAI「カレルシステム」を搭載しており、令和のガンパレ として伝説的な作品となるに違いない……誰もが皆、そう信じていた。私はループモノが好きなのでその点でもめちゃくちゃ期待していた。
そんな期待に応えてお出しされたのは、無理やり芝村AIが搭載されただけのマーベラス の新作という感じだった。 シナリオは結構好きなのだが……ゲームが全体的にしょぼすぎて何もかもおしまいだった。
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで!
・BLUE PROTOCOL
2023年6月14日サービス開始! 14日はほぼずっとメンテしてたので実質6月15日サービス開始。盛り上がってきた! ブループロトコル はバンダイナムコオンライン とバンダイナムコスタジオ による共同プロジェクトチーム「PROJECT SKY BLUE」の中核を為すコンテンツとして開発された、オンラインアクションRPG 作品となっている。 劇場アニメに入り込んだような圧倒的グラフィック表現で紡がれる世界と、オンラインゲームの特性を活かしたマルチプレイ アクションを突き詰めたゲーム性を融合させた、完全新作国産のオリジナルタイトルだ。
とにかくキャラがかわいい。 アニメ調のアクションRPG というだけであれば『原神』で満足なのだが、キャラメイクや衣装の付替えが出来るとなるとやはり楽しむべき所が変わってくる!
ネトゲ としては挑戦的に思える、手を繋いで歩くと行った事もできたりして中々楽しげ、腕がぐにょんぐにょん暴れたりする。
実装される衣装がめちゃくちゃかわいく、色んな写真撮るのがとにかく楽しい!
UI方面でのバグがかなり頻発しているのはやや苦しい。未読マークの「!」ですらあまりにも挙動が安定せず数ヶ月機能が消えた。先月辺りに復活して一時期安定していたが、また先日暴れ出してた。なんで???
・FINAL FANTASY XVI
2023年6月22日発売。 言わずと知れたFFシリーズ最新作!
とにかくグラフィックの作り込みが凄い!
シナリオに関しては、奴隷のような存在を平然とこき使う世界観の中で主人公は現代的な価値観で動くのでかなり好感が持てる。 そんな主人公が弟を殺され復讐に燃えるという物語はつい応援したくなり、ゲームを進めるモチベーションになるという作りになっているのだなと感じた……のだが、ただそれだけという作品で終わってしまった。 復讐をテーマとしているため全体的に暗く重たい雰囲気で進むのだが、復讐自体はあっさり解決して現代的な価値観の主人公に戻るし、そんな異質な価値観に対して特に理由もなくゲームの主人公はお前だから、お前が言う事なら最後まで協力するぜ! くらいなノリで進んでいく。 全体的に暗く重たい雰囲気だけは描かれ続けるのでめちゃくちゃ浮いており、最後まで浮いたまま話は終わる。 なんか思い出したら、やっぱりシナリオ以外はそこそこ良かったので残念だったなという気持ちが生まれるくらいシナリオが足を引っ張っているのが悔やまれる。 これには思わず、日本のエンタメ作品のストーリー水準が低下したと危機感を覚えてしまう者もいるかもしれない。
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで!
1993年6月25日発売。30周年おめでとう!
めでたいので縁の地に赴いたりしていた。遊んだゲームではないがエストポリス伝記 の記念すべき30周年だから皆で祝おう。
この後まさか、羽生結弦 さんがアイスショー でエストポリス伝記 2の楽曲を使うとは夢にも思わないのであった……。
・Raft
2018年5月24日アーリーアクセス開始、2022年6月21日正式リリース。海上 を進むいかだに乗りながら、流れてくる(実際にはいかだが流れてるのだが)木材や葉っぱ、時には樽やプラスチック製のごみなんかをかき集めていかだを広げたり生活を充実させていくサバイバルクラフトゲーム。
一般的なサバイバルクラフトゲームは拠点を作って素材を集め、別の地域にある素材が欲しくなってくる頃にはそこでも新たな拠点を作って素材を集め……というサイクルで進んでいく事が多いのだが、Raftは移動式のいかだという拠点を充実させていくという形なので、一度作った拠点を手放すの勿体ないなあ~とか引っ越しが大変だな~みたいな事にならないのが嬉しい。 あまりにも不便だなと感じ始めたら作り直したりする部分もあるが、基本的にはどんどん継ぎ足していく形となるためキメラ化した見た目の奇妙な移動要塞という雰囲気が出てくる。
また、行く先々で見つける小島で資源を一気に集める機会が発生したり、探索によって新しいクラフトがアンロックされるようなイベントもあったりするので、海を眺めてゴミ拾いをしながら水平線上に島が見えた時は、野郎ども、上陸準備だ~~~!!! と盛り上がれたりするのも楽しげ。やや海賊。
・Inscryption
2021年10月20日 発売。 本作はデッキ構築型ローグライトのジャンルではあるが、脱出ゲーム的な要素もある二重構造のゲームとなっている。 こう書くと難解だが、プレイヤーを操ってフィールド探索を行うゲームで、卓上にアクセスするとデッキ構築型ローグライトを遊ぶことが出来る。カードゲームを遊ぶことによって新たなフィールドを探索できるようになっていくゲームであると表現したほうが理解しやすいかも知れない。 雰囲気はまったく違うものの、ポケモン バトルではなくポケモンカード バトルでストーリーが進む『ポケモンカードGB 』とかそういう認識で良いかもしれない。
とにかく全体的に不穏な雰囲気が漂っている。カードゲーム中には対戦相手を含む様々なキャラク ターとの会話要素もあり、その言葉に注意深く耳を傾けて打開策を見出していく事となる。 元はPCタイトルで、私はPS版で遊んだのだが、一部のキャラク ターがこそこそ話を囁きかける時はコントローラのスピーカからごにょごにょと音が聞こえてきたり、ターン終了を示すベルを押す時にはアブダクティブトリガーを押し込む感触が面白かったり、別ハードへ移植する際にこうしたら面白かろうと追加された要素が丁寧で作品の雰囲気作りに寄与していたのが偉いと思った。
2016年8月18日発売。 長く続いているテイルズシリーズのそこそこ最近(老人感覚)の作品。ジャンルは「君が君らしく生きるためのRPG 」Twitter (自称X)のTLでやたら絶賛されていたので積んでいたが、今年ようやくプレイ! ゲーム中、スクショや録画が禁止されているので文字のみとなります。2016年の作品なら仕方ないな。
テイルズシリーズは伝統的にアクション要素のある戦闘を進化させてきた。昨今ではもはやコマンドを入力しないアクションRPG が基本となっているためシステム的にそこまで特徴があるとは言えないものの、遊びやすさと楽しさを両立させた良システムだった。 各ボタンにそれぞれ最大4つまで技をセットすることが可能で、ボタンを押していくとコンボのように繋がっていく。技には属性や状態異常、種族特効等豊富に設定されているため、○には火属性コンボ、✕には水属性コンボ……といった形であれこれ付け替えてセットアップするのも楽しいし、それを動かしても楽しいという作りで中々良かった。 パーティキャラは6人でフロントは4人となるが、スイッチブラストというシステムで控えのキャラに切り替えたりする要素もあり、なんだかだちゃんと6人全員が戦闘に参加してる感が出るのもかなり好き。
システム面で言えば、レベルとは別に装備を使い込むと得られる成長要素もあり、新しい装備を手に入れた時の嬉しさがかなり高い作りだった。その上で装備はエネミーからのドロップがメインだし、装備にもランダムで追加能力が付いてるのでハクスラ 的な収集要素もあって雑魚戦闘のモチベがかなり高かった。 また、フィールド上のエネミに触れると戦闘に入るシンボルエンカウント 式なのだが、注意を引き付けてエネミーを複数体まとめて戦闘に入るとドロップ率が高まる等の要素もあり、フィールドを駆け回ってエネミーをまとめて狩るのがかなり楽しかった。 その上で、まとめ狩りをするとワンダリングエネミーというめちゃくちゃ強力な敵が乱入してくることもあり、リターンも高いがリスクも高いというかなりゲーム性が高い作りだった。 あっさり全滅して1時間以上前のデータからロードして再開という体験を何度も堪能できるとは思わなかった。2016年の作品なら仕方ないな! そうかな……? シナリオは平和な村で優しい心を持っていた主人公が弟を殺され復讐に燃えるという所からはじまるのだが、復讐という目標を最後の最後まで維持してやり遂げたのは称賛するしかないほど一本筋が通っており見事だった。 復讐というテーマで暗くなりがちな所、テイルズらしく可愛らしいアニメキャラク ターたちが賑やかしてバランスを取るし、そんな賑やかなキャラク ターたちにもしっかりと雰囲気に見合うテーマを持たせ、物語の中で解決していくのも良かった。 結末に関しては納得できるものの、個人的にはもっと別の形が……と思う所があり、その点は惜しいが本当に素晴らしいシナリオだった。
・EXOPRIMAL
2023年7月14日発売。CAPCOM の新規IPで、銃器や刀を振り回したりするパワードスーツで大量の恐竜をぶっ飛ばす! というPvPvEゲーム。
PvPvEとはなんぞや? というと、基本的に大量に湧く恐竜を5人チームで倒していくゲームなのだが、別の世界線 で同じ恐竜と別チームが戦っており、最終ミッションクリアまでの速度を競う形となっている。 直接PvP する訳では無いし、買っても負けても報酬はもらえるので程よい目標という形で中々良い作りだなと思った。 ……ただし、最終的に相手のバトルに乱入して直接攻撃なども出来るPvP 可能なルールもある。 ゲーム開始時にPvP やりたい/どちらでも/PvEやりたいの3種類が選べるのだが、その時のマッチング状況次第でPvP を選んでいてもPvEになることがあるし、PvEを選んでいてもPvP になることがある。 また、最終ミッションにはただ敵を倒すだけのルールや、陣取りやフィールドに湧くアイテムを拾ってポイントを稼ぐルール等様々に存在する。 するのだが、どのルールが採用されるかもランダムとなっており、遊びたいゲームが遊べない……みたいなミスマッチが起こりがち。 自分は何が来ても楽しめるタイプなので大分気に入って遊んでいたが、アップデートで追加されたルールもランダム選出なのでマジかよとなってた。 あと、SNS とか見るとそこら辺でかなり評価を落としているご様子で、マッチングしないと成り立たないゲームでこれはキツイよな~……。 新規IPと言うことで応援したい気持ちはあるが、残念ながら来年いっぱいまでサービスが続くか大分怪しげというのが正直な感想です。
2023年7月17日サービス開始。 睡眠時間によってポケモン が回復・成長する睡眠計測アプリ。 去年は0時~2時に睡眠・7時~9時起床、昼間はかなり眠い~~~という生活習慣だったのだが、今年は沢山ゲームを遊ぶ為に生活習慣の改善! を目標に掲げていた所、渡りに船なアプリが登場した。
アプリが出る頃にはFF14 も休止した影響もあってかなり改善されていたものの、ポケスリのおかげで23時には寝て6時半には起きるという生活習慣が完全に定着した。 ポケスリ的にはこれで大体80点くらいなのでもっと寝て良いらしい。冬は寒いのでだらだら8時くらいまで寝てたら100点貰えた。健康の可視化。 このままなんでもかんでもゲームにしていって欲しい。任天堂 に支配された生活で圧倒的に健康な身体を作ろう!
2023年2月1日発売。ファイナルファンタジー の楽曲を聴きながらリズムに合わせてボタンを押していく、いわゆる音ゲー 。
過去作ではDLC で『ブレイブリーデフォルト 』の楽曲が遊べたので大変気に入っていたのだが、今作は特にそのような情報がなく様子を見ていた。 ある時、ふと10月11日にDLC 配信(タイトルはシークレット)という情報があることに気づき、10月11日はブレイブリーデフォルト の発売日だから絶対これに違いない!!! という妄想に駆られて勢いで購入した。
実際に10月11日はブレイブリーデフォルト の楽曲がDLC 配信されてありがとうの気持ちになった。 ゲーム内容は音ゲー なのでこれ以上何も言うことはないのだが、全曲クリアくらいまで堪能して確かな満足感を得た。 ビックブリッヂの死闘が6種類くらいあるのは笑った。
・Techtonica
2023年7月19日アーリーアクセス開始。 サバイバル要素はなく、洞窟を掘り進めて資源を集め施設を作り採掘を自動化し、更にガンガン掘り進めていくという洞窟版『Satisfactory』と表現するのが手っ取り早い作品。コールドスリープ から目覚めたら工場がボロボロになってるんですけど!? という所からストーリーがはじまる。そう、このゲームはストーリー主導型となっている。 この為クラフトゲーではありつつも、どちらかと言えば先に進む為にクラフトしていくという感覚が強め。洞窟も掘り進めて整地も出来るが、常に狭苦しさを感じる具合で、中々自由に自動化工場作っていきましょうというテンションに上がりきらない。
正直ストーリーの楽しさとクラフトの楽しさが中途半端に感じるものの、進む先々に工場の残骸を残すことによって、半ばチュートリアル のように順を追って要素を紹介していけるのは本作の利点とはなっている。 まだアーリーアクセスということでこれから気になる所が修正されていくとは思うので、今後に期待。
・ポータルダンジョン
2023年7月26日発売。 横スクロールローグライトアクションゲーム。最大4人までのマルチプレイ にも対応している。 Terrariaを遊んだ事ある場合は、あれの戦闘部分だけを抜き出してローグライトアクションにしたようなイメージで良い。
操作性は快適で、発射物の個数や大きや、スキル使用回数が増えたりするアイテム等を獲得してどんどんインフレしていくゲーム性。画面がド派手になっていくのが面白い。 クラスも数10種類+各クラス4種類とかなりバリエーション豊か。大別すると通常攻撃が強い、スキルが強い、攻撃アイテムを使うのが上手い、といった特徴があり、クラスの特徴を見極めてアイテムをピックしていくのが重要となる。
パラディン は聖なるハンマーをや剣を降らせるスキルが強いなと感じたので、スキル発射数や速度、リキャを重点的に鍛えたらかなり画面が賑やかになった。 永続強化の要素もあるので色んなクラスで周回していくと楽勝になっていくのだけど、難易度も数段階用意されているので中々飽きずに楽しめた。 身内の間で急激にブームが加熱し、そしてすぐに熱が冷めてしまったが、まだまだ遊び足りないクラスはあるのでちまちま遊んでいこうかなというくらいには気に入った一作だった。
・Getting Over It with Bennett Foddy
2017年12月7日発売。 壺に入ったおじさんが、身動きの取れる上半身でハンマーだけを振るいながら登山するゲーム。通称「壺おじ」
このゲームは本当にただひたすら山を登るだけで、セーブポイント もない為落ちたらまた登りなおすこととなる。 所々に難所がある為、苦労して登った所から突き落とされ、もう一度向き合う事を考えるとあまりにも辛く、苦しく、その手に持ったハンマーをそっと置いて諦める者も数多いと言う。実を言うと私もその一人で、数年前に一度チャレンジし、そして挫折を味わった。 しかし、何が自分を突き動かしたのかは今となってはわからないが、突然ハンマーを振るいたい気持ちが湧き上がり、そして成し遂げた。
登頂した今なら言える、このゲームは最高のゲームであると……。
2020年12月3日発売。ニンテンドー Switchのコントローラに付いてるセンサ等を活用し、おうちで爽快エクササイズ!
あまりにも貧弱な身体では10分程度の運動でも汗ばみ、20分も運動したら汗だくでおしまいになった。それくらいしっかり運動できるゲームなので、確実に健康に良いと感じた。 豪華声優陣による、励ましを交えた指導は運動を続けるモチベーションにもなり、話題になるだけの事はあると感心していた。 なお、スタンプカードの記録は9月で途切れている……。
・I Am Future: Cozy Apocalypse Survival
2023年8月9日アーリーアクセス開始。 一応サバイバルクラフトゲームだが、食料に困ることはほぼなくフレーバー程度。カジュアルな難易度でストーリー主導型の作品となっている。
狭いエリアが1ステージ区切りという感じのゲームとなっており、そのエリア内でアクセスできるイベントをこなすと次のステージへ進むためのツールがクラフトできるようになるくらいなテンポ感となっている。
個人的に気に入ったのは分解のミニゲーム 。時折分解しないと素材が手に入らないそこそこ元の形を保ったままのゴミが手に入るので、ガショガショして素材を引っ張り出すのはかなり楽しい。ミニゲーム 以外の道を塞ぐ障害物なんかも、ドリルでネジを外した後、手作業で分解できるところまで分解。危険な液体を機材で抽出してから最後に残った骨組みをのこぎりで切断……と、複数のツールで一つずつ分解していくといった要素がある為、かなり作業感(プロフェッショナル的な良い意味で)がありワクワク感がある。
ポストアポカリプスモノである為基本的に主人公一人で寂しげ……かと思いきや、エンジニア気質で独り言が多いので割と雰囲気楽しげ。 ストーリーも中々この先どうなるのか気になる引きでアーリーアクセス部分は終わっており、正式リリースが楽しみな一作となっている。
・NARAKA: BLADEPOINT
2021年8月12日サービス開始。 最大60人で繰り広げられるバトルロイヤルで、拾った武器や倒した相手の武器を駆使して最後まで生き残ることを目指す……要するに近接主体のApexです。 弓や大筒など遠距離攻撃もあるが一撃で相手を倒せるほどの殺傷力はない為、相手を一方的に倒せないし、一方的にわからん殺しされることもない。 運悪く武器を拾う前に相手に見つかったとしても結構逃げ延びる事ができるので、ゲームに参加してる感を必ず味わえるのはかなり良い。
それなりに戦えて面白いのだが、その分1戦1戦が重たくなるので長くは続かなかった。キャラも可愛い(黒い砂漠的な方向性だが)のだがな~……。
・Survival: Fountain of Youth
2023年4月19日アーリーアクセス開始。カリブ海 の島々を舞台に、食料を確保しながら素材を集めてクラフトして……という基本的には一般的なサバイバルクラフトゲームである本作だが、とにかく過酷なゲーム体験となっている。 素材を集めるにしても、葉っぱをむしるにはゲーム内時間で数分かかるし、木を切り倒すには数時間かかる。
そして何より本作を特徴づけているのが体調不良の豊富さであろう。長時間直射日光を浴びながら作業すれば日射病にもなるし、手作業で道具を作る際には怪我をしてしまうこともある。熱を通さずにモノを食べれば消化不良も起きるし、身体に不調が残ったままではろくに眠れず体力も満足に回復しない。 そんなリアリティさを重視したサバイバル要素が強く、何よりもまず生き残ることが先で、余力があれば生活を快適にしていけるといった作品となっている。
そんな過酷なサバイバル生活ではあるが、とにかく生き残りさえすれば活路は見い出すことが出来る。重い荷物を背負って歩けば重量制限やスタミナに関わるスキルがレベルアップしたり、最初は失敗続きのクラフトや火起こしも成功率が段々と上がっていく。
サバイバルを生き残り強くなっていけば、チュートリアル の役割も兼ねるクエス ト目標をこなしていくのも面白くなってくる。 最初は生き残るコツを学べたり何をすれば生活を豊かにしていけるのかがわかるし、島の謎が少しずつ解明されていくストーリー的な楽しさも持ち合わせている。 最初はただ生き残るだけだったはずが、少しずつ目標のために前進していくのが単純に楽しいし、それだけの余裕が生まれるくらい生活が安定してきたのだと実感できるのも嬉しい。 ただし、島の遺跡を探索したり、海中に潜ったりと危険に挑まなくてはならない場面もあるため、調子に乗ると死に至るという緊張感もあるのがまた堪らない……!
船で行けるようになる別の島ではまた採れる資源が変わったりする反面、日光が強く更に過酷な環境だったりもする。そこでもまた拠点を作ったり、最初の島と往復したりしながら段々と生活圏が広がっていくのも楽しい。 現在はアーリーアクセス中ということで、予定している島やストーリーがあともう少し残っているという状況。触って楽しい進んで楽しいゲームなので、完成がめちゃくちゃ楽しみ! これは確実に正式リリース後MGOTY入りが確定しています。
・FallGuys
2020年8月4日発売。今は基本無料化している。FF14 とのコラボでTLが賑わっていたのと、基本無料なら触るのも良いな! という事で遊んだ。 ゲームとしては他のプレイヤーと競争してゴールを目指したり、いち早くポイント集めをするミニゲーム を何戦かして1位を目指すという感じ。
ゲームとしてはシンプルなんだが、フォールガイズ達は絶妙な当たり判定を持つ為に意図せず面白い挙動をしがち。やってる間はめちゃくちゃ笑ってた。 大分カロリーを使うので何度か1位を取って満足したが、やる機会があれば何度か気が向いた時にやりたいな~と思わせる魅力はあった。
・Sea of Stars
2023年8月29日発売。SFC 時代の、主にスクウェア RPG をリスペクトして作られたレガシーなRPG 。
見たまんまわかるくらい特にクロノ・トリガー を意識しており、一部楽曲を光田康典 さんに依頼するなどもしている。 ダンジョン内を歩き回っているモンスターに触れると戦闘が開始するシンボルエンカウント 式で、暗転などせずフィールドそのままな辺りもクロノ・トリガー まんまである。
バトルに関しては相手の攻撃に合わせてタイミング良くボタンを押すとダメージを軽減したり威力が高くなるスキル等が存在するマリオRPG リスペクト要素もありつつも、かなりパズル要素の高いゲームとなっている。 敵がスキルを発動する際には溜めのような状態に入るのだが、その際に「2・火│打│打」のように発動までのターン数と属性アイコンが描かれたパネルが表示される。 ターン数が0になるまでに表示された属性の攻撃を当てれば怯ませて行動をキャンセル出来るという要素だ。 雑魚戦では通常攻撃とスキル1回でキャンセル出来る程度だが、ボス戦ではパーティ全員がスキルを使用してようやくキャンセルぐらいがデフォとなっていく為に無駄なMP消費もできず、溜めに入ってなければ通常攻撃、溜めに入ったら対応するスキル使用……という戦闘が長く続き、かなり自由度のない「やらされ感」が強くあった。 その上、手に入る経験値は適正以上だと露骨に下がる仕様となっており、雑魚戦闘は無意味で邪魔なものでしかないし、ボス戦も適正レベルで挑むしかないのでパズルゲームが必須というバランスもかなり苦痛だった。 一応救済処置として秘宝というゲーム内チートが用意されており、この要素をONにすると自動でブロックしたり、最大HPを上昇、敵からの被ダメ軽減等を行うことが出来る(逆に難易度を上げることも出来る) 正直それで楽なバランスにするというのはRPG としてかなり面白くないと思うのだが……。
また、雰囲気は良い。めちゃくちゃ良い……のだが……懐古にこだわるあまり街の中の宝箱を探して歩き回るのが苦痛に感じるほどで、しかしそれでもかなり有用なアイテムが有るため回らないと損する……という辺りまでこだわってしまい、令和に出る作品とは思えないほどの面倒くささだった。 更に言えば、ストーリーも悪の親玉を倒しに行くという所から始まり、起伏もあまりないまま黙々とそれらしい雰囲気で進んでいくだけでキャラク ターの魅力が光るような展開もなく、かなり厳しい内容だった。
・Starfield
2023年9月6日発売。 あのSkyrim やFallout でお馴染み、オープンワールド ゲームといえばのBethesdaによる最新作! 今回の舞台は宇宙だ!
今作はキャラク ターがデフォルトでかなりかわいく・格好良く作れる印象で好感が持てた。
もちろん世界も広い! こんな規模の惑星が一体何個あるんだ!? 一生探索しても探索したりないぜ!
宇宙を旅する船も改造できる。入り口からブリッジまでは道が繋がっていけない、着陸できるようにしなければならない(当たり前)等の制限がありつつも、大量に貨物室を繋げたり自由度が高く中々面白かった。
改造に合わせて外見だけでなく船内も変わるのが良い。めちゃくちゃ繋げるとめちゃくちゃ長くなっておもろ。 とまあ、面白い要素はそれなりにあるのだが……これらは10時間ほどプレイしてその内に30分くらいあるかないかくらいの体験となっている。 このゲームは同じ景色を見ながらの移動、情緒のないファストトラベルでの移動、価値のないゴミを拾い集めながらの移動、面白さがほとんどない割に時間がかかる戦闘……が大半を占めている。 勿論、それらも含めて楽しむのがオープンワールド ゲームだとは思うのだが、私はその白米だけをただひたすら噛み続けるだけの体験で満足できなかった。それだけのことだ。
・ICARUS サバイブイカ ルス
2021年12月4日発売。 食料を確保しながら素材を集めてクラフトして進めるサバイバルクラフトゲーム! 今年サバイバルクラフトゲーム遊びすぎてこの説明何度書いたっけという気持ちになってきた。
本作のゲーム進行はミッション形式で、惑星に降り立ち指定場所で調査を行ったり、指定したアイテムを製作するなどしてから帰還するまでが1ゲームとなっている。
調査中は森の仲間たちが物珍しさに集まってくる為、最終目標ではラッシュを捌き調査道具を守り切ることで達成となる事が多い。 この為、拠点を作ってサバイバルしながらラッシュを捌けるくらいの準備が整ったと感じたら挑戦! くらいな流れが基本となる。 調査の中で採取やクラフトを行っていればレベルが上がり、スキルツリー形式で様々なクラフト品のアンロックや、採取速度/個数の増加、移動速度の上昇、攻撃ダメージの増加等が行える。また、ミッションをクリアして獲得した通貨を使って最初から道具を持ち込む等の要素もある。 ミッションはどれもやや難しい難易度となっているが、簡単なミッションをクリアして強くなり準備を整え、更に難しいミッションに挑戦するというプレイサイクルはモンハンが近いと言える。 ミッションクリア毎に惑星の状況はリセットされるため拠点となる住居はミッションをクリアできる程度で良く凝る必要もないし、毎回作り直すので拠点づくりが慣れていってるな~と感じられるのが新鮮だった。 まだまだやりたりていない一作となるが、ミッション形式ではあるものの毎ゲーム1時間程度はかかる重たさとなるが故に他のゲームを挟んだらちょっと気持ちが離れて一旦積んでしまった。 ちなみに本作、発売から2年経っているにも関わらず隔週くらいで数GBの大型アップデートが行われるくらい更新頻度が多く、時間を置いて遊ぶとまた色々変わりそうで楽しみ。
1991年12月13日発売。 ICARUSの1ゲームが長いので軽めに合間合間でやれるものを……ということで、未プレイであったSa・Ga3を開始! Sa・Ga1、2と打って変わってキャラク ターの強さがレベル制となり、かなり普通のRPG となっている。
その分センスはかなり尖った……いや、Sa・Ga はいつもこんなんだったような気もするな。 バトルに関しては一応肉を食べてモンスターやロボに変身するという要素はあるものの、初期が人間エス パーエス パー人間固定の上で名前まで決まっている為、あまり変身させる気にならず最後までそのまま戦った。 バランスはかなりシンプルで、クエイクを手に入れた直後は全体攻撃気持ち良い~~~となり、終盤ホーリー メテオ手に入れる直前はかなり厳しい気持ちになり、手に入れてからはまた全体攻撃気持ち良い~~~となるバランスはいっそ潔いなと感じた。
FFUSAでもお馴染みの笹井隆司のBGMはテンポ感が良く、かなり耳に馴染んだ。ラスボス戦が1回しか聴かないにも関わらず結構耳に残っているのが印象的。 尖っている台詞はいつも通り、シナリオとしてはタイムリープ 要素がそれなりに面白かったものの、流石に今読むと容量の都合もあってかシンプルすぎるなとは感じた。 総じてシンプルとなってサガらしさは薄まっているものの、普通に良作でした。
・PowerWash Simulator
2021年5月19日アーリーアクセス開始、2022年7月15日正式リリース。 高圧洗浄機で汚れを落とす! それだけ!
それだけなのだが……やけに気持ちいいんだ……。 一応汚れには濃さという概念が存在し、範囲が広いノズルだと洗浄力が弱く時間がかかる、範囲が狭いノズルだと洗浄力が強くさっと落とせるが当てるのが難しい。汚れの付着した素材に合わせた洗剤を使うと楽になる……等のゲーム的な要素はあるものの、どのノズルでやっても最終的に汚れは落ちるのでお好みで。
VIDEO www.youtube.com
あとこの通販番組トレーラー好きすぎるから見てくれ。 \パワーウォッシュシミュレーター!/ 一緒に悟りの境地になろう。
1993年12月10日発売。 SaGa3を遊んだので残り未プレイのサガシリーズ がロマサガ2 のみだったので勢いのままにプレイ。
最初は遊んだことないのに見たことあるシーンや台詞がどんどん出てくる! と楽しんでいたが、ゲームシステムの深さや絶妙なバランスに舌を巻き、ボクオーン撃破時には今まで味わった事のない高揚感すら感じるほどRPG として非常に優れている一作だと感じた。 30周年という節目の年に遊べて良かった、伝説的な一作。文句なしのMGOTYです。
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで! もはや語り尽くされているほどの名作ではあるが、本当に面白かった……!
・9th Sentinel Sisters
2023年10月6日アーリーアクセス開始。
いわゆるヴァンサバ系なのだが、戦闘、イベント、宝箱の3種程度あるマスを選択しながら進んでいくStS のようなローグライト的要素もくっついている一作。最奥にあるボス戦闘マスをクリアするまでが1ゲームとなっている。 本作の戦闘は1マス2分程度生存でクリアという形式。向かってくる敵に囲まれた所を攻撃でこじ開けて掻い潜る楽しさは残しつつ、頻繁に弾幕 じみた形で飛んでくる敵がいるのが特徴的で割とSTG っぽい感覚で遊べて楽しかった。 ランダムピックでゲーム中の強化を選んでいくのはヴァンサバと同様だが、どちらかと言えばジャンクという通貨を使って行える永続強化がメインのバランスとなっている。最初のうちはあっさり数マスで負けて終わってしまうくらいの難易度なのだが、永続強化を重ねていけばどんどん進めるようになる。 ここら辺はアーリーアクセス故の極端なバランスだと思われるが、ステージをこの先増やしていくというアップデート予定は示唆されているので、基本的に勝てるステージを繰り返し挑んで永続強化を重ね、更に難易度の高いステージに挑んでいくというプレイサイクルのゲームにはなりそう。 何れにせよアーリーアクセス! というボリュームとバランスではあったので、正式リリースに期待!
2020年4月10日発売。PS5版は2021年6月10日発売。 FFシリーズの中でも特に有名だと思われる、1997年にPSで発売したFF7 のリメイク作品。 個人的にFF7 の原作は、3Dポリゴンになって映像表現は進化したが遊びにくくなったし評価されてる理由がわからん! くらいな態度で生きてきたので思い入れもあまりなく、リメイクで映像表現が更に進化したくらいじゃハマらんだろうなあ……と思っていた。 更に言えば、リメイクするとか言っておきながら原作の序盤数時間分だけとかやる気あるのか? 本当に完成させる気ないだろくらいな気持ちでいたので遊ぶ前の評価はマイナススタートだった。 そんなプレイヤーにもFF7 リメイクはしっかりと応えてくれた。めちゃくちゃ楽しかったしFF7 という作品が好きになった。
リメイクのグラフィックは原作に忠実に作られているようで、バカでかいバスターソードや肩のボルトなんかもそのまま再現されている。 世界全体のグラフィック表現がリアリティ寄りになっている中でここまで再現するとリアリティレベルが崩壊するかと思いきや、アパートの中でバスターソードを振り回そうとしてぶつけてしまうシーンを挟んだり、歩いたり座ったりする時の所作から本当にこの武器デカくて邪魔そうだな……という表現を誤魔化さずに描写し続けることで、この服装や武器がこのFF7 という世界に存在しているんだ……と自然に感じられるという力技で表現しきっていた。
街中には近くを通りがかると雑談が聞こえてくるようなNPC が本当に驚き呆れるほど存在している。この雑談はストーリー進行で変わるし、サブクエス トの進行度でも変わるので、しっかりお手伝いをこなしていくと「おっ、あいつが噂の便利屋だぜ!」「俺も困ったら頼もうかな」「あいつが来てから本当に大助かりだ」とか聞こえてくるのでかなり楽しいし、世界の解像度を引き上げてくれている。
キャラク ター表現もかなり深掘りしているため、原作通りの設定であるはずのアバランチ という組織や、そのアバランチ を率いるバレットが過激な思想家であるという解像度が格段に上がっており中々ヤバい。街中の孤児院前で星の生命がどうのって子供たちに教えてるお姉さん絶対アバランチ だろ……。
相対的に神羅 で働く人々(特に、魔晄をただの油田であるかのように捕らえてる一般の方)がめちゃくちゃまともで、この世界、守りてえ……という気持ちにさせてくれる。
もちろんFF7 リメイクで初登場のキャラとかもいたりする。完全に個性だけで走りきったようなキャラではあるのだが、クラス3rdのソルジャーということでクラウド 、セフィロス 以外のソルジャーの解像度が上がるので、無駄に足されたという気持ちが一切感じなかった。 単純にキャラク ター描写が増しただけでもシナリオに対する引き込まれ方が増す上に原作+αというシナリオの作りになっている為、原作を遊んだことあるプレイヤーでもこの先どうなるかが本当に楽しみになる作りで上手い。
解像度の上がったミニゲーム もある。
あまりにも解像度が上がりすぎて失敗しまくってるとバレットが疲れてふざけだす。ティファが若干本気で怒り出す。もうめちゃくちゃ。プレイヤーはにっこり。 戦闘はアクション+コマンドという独特なハイブリッドシステム。基本的にガードできるものはガードして、ガードできない攻撃は回避。相手の攻撃後の隙を突いて攻撃を入れていくというアクションゲームの基本に忠実な楽しさ。その上で、コマンドによって魔法や技で弱点を突くと怯んだり、バーストゲージというものが溜まって攻撃チャンスを作ったり出来るようなバランス。
良い感じに撮れてたのがユフィ主人公のインターグレードのしかなかったが、上手く決まるとかなり爽快で楽しい。 また、原作通りマテリアも存在しているため、どのマテリアを組み合わせるか、成長させるか等色々悩めて楽しい。アクション要素を高めつつも、しっかりRPG としての楽しさを残しているのが、これはFF7 のリメイクなんだというこだわりを感じられて偉い。 とにかく異常な作り込みで、原作では10時間もかからないようなミッドガ ル脱出までが60時間とかかかって笑うしかなかった。 本当に面白すぎたし出来が良すぎる。スクエニ が予算と時間をかけて作り込むとここまで異常な出来の作品が生まれるんだなとただただ驚くしかなかった。FF最新作としてここまでのものがお出しされたらまだまだ着いていくしかない。FF7 リメイク自体もMGOTY文句なしの作品だし、来年出るリバースもほぼ確実に2024年MGOTYであろうと言うくらい楽しみすぎる!
・いもむし
2023年10月27日発売。 壺おじのような苦行系登山ゲーム。かわいい。
かわいくないかも。 壺おじと比べるとテクニック要素は少なく「この場所この角度で飛べば必ずここに着地する」みたいな箇所を探っていく感じなのでやや作業感が強め。
2023年11月3日アーリーアクセス開始。
いわゆるヴァンサバ系。かわいいスライムがちいさき人々を蹂躙していくのがとても爽快でビジュアルが最高!
特徴としては、出発前にレベルアップ時に選択できる能力をデッキとして組めるため、今回は自動追尾系で楽しよう、ヒット数の多い攻撃で気持ちよくなろう、範囲の広い攻撃で一掃しようとか方向性を事前に決めることが出来る(それでも出現は組んだデッキの中からランダム選出なので、勿論出ない時は中々出ない) 攻撃能力には「手動照準」「ブーメラン」等のキーワードが付いており、パッシブ能力には「手動照準の発射数を増やす」等キーワードを対象としたものが存在するため、それらを組み合わせたコンボを組む楽しさもある。 事前にデッキが組めたらずっと同じビルドにしか使わなくならない? と思うかも知れないが、その心配は無用である。 ボス級の敵しか出ないステージ、遠距離攻撃の敵ばかり出るステージ、とにかく小粒が沢山出るステージ等バリエーションが豊かで、ステージに合わせたデッキビルドを行ってクリアを目指すというゲーム性になっている。
この「攻略」している感じが良く出来ており、現状実装されている実績は全取得するくらいハマってしまった。 アーリーアクセス時点でかなり絶妙なバランスとボリュームで確かな満足感があるのは偉い。正式リリースもめちゃくちゃ楽しみ!
・Cuisineer
2023年11月10日発売。 ダンジョンで素材を集め、レストランで調理してお金を稼ぐというシンプルなレストラン経営ゲーム。
お客さんの要望を聞いて料理を作り、テーブルに届け(放置して取りに来てもらう事もできるが混雑しているとその分だけタイムロス)お会計する……と一人でこなすのが忙しくてこれが中々楽しい。 お金は新しい料理を作れる施設を作ったり、倉庫拡張、ストーリーを進めるために必要となるので、とにかく難しいことを考えずにお金を稼ぐゲームとなっている。
ダンジョンでの素材集めはダッシュ 性能の高さで快適なアクションRPG となっている。成長要素はかなり狭い為単調になりがちで面白いかどうかは微妙な所だが、ダッシュ が快適なのでなんとか遊べるなという感じ。 なお、敵が結構しつこいので逃げようと思うとめんどくさい。死ぬと手持ちの素材をごっそり失う緊張感が程よくて、そこはゲームとして面白い。
やれることは正直少なく良くも悪くもシンプル過ぎるゲームとなっているが、まあキャラがかわいい。これが正義!
・Hexarchy
2023年10月20日 発売。 端的に言うとCIV +ドミニオン というヘクサマップの4Kゲーム。
テンポがかなり早く長くても1時間程度でさくっと決着がつくのは嬉しい。交渉等のゲーム進行が停滞する要素はなく、タイルを見て資源を集め都市を増やし土地を増やし敵の陣地と接敵したら兵を用意して戦って奪い奪われ勝利を目指す!
miruhu.hatenablog.com
本作に関してはブログ記事を書いたので詳しくはそちらで!
・The Front
2023年10月11日アーリーアクセス開始。 食料を確保しながら素材を集めてクラフトして進めるサバイバルクラフトゲーム! 本当に今年は沢山サバイバルクラフトゲームを遊んだ。サバイバルクラフトゲーム元年かもしれない。 本作は反乱軍の残存分子として過去にテレポートされた所からはじまり、周りに敵の基地や採掘場等があったりするのが特徴で、弓チクで敵を誘き出して倒せばかなり序盤から銃や鉄製の道具を奪えたりする。 また、本作の特徴としてトラップ床等を設置して家を防衛する事もできる……のだが、敵のラッシュは任意の場所・タイミングで起こせるのでそこまで面白い要素でもなかった。PvP が出来るらしいのでその為の要素と考えるのが良さそう。PvP しないのでよくわからないな!
それ以外は平凡な、アーリーアクセス開始したばかりのサバイバルクラフトゲームだな~という出来だった。
2013年11月26日サービス開始。 今年10周年ということで、5年ほど休止していたが久々に再開。
テキストのノリが変わってなくて安心した。
ゲームとしては順当に敵も味方もインフレしていたが、復帰直後に引ける英傑闇鍋ガチャで引いたキャラを育てたら直近開催イベントの超極級をなんとか倒せた。プロの王子は出撃キャラを制限してクリアするらしい。 特にインフレを実感できたユニットはアランと徐華の2ユニットで、近接マスにおいて遠距離攻撃をばらまけるので雑に置いて空の敵含めて倒して切れるので快適。更にアランは死んでも撤退せず一定時間で復活、徐華は自動撤退で一定時間後再出撃可能という事でHPもあまり注視しなくて良いのが令和の性能という感じだった。
コンテンツとしては英傑の塔、総帥の塔というものが増えておりこれが中々楽しい。 編成人数と使用コストでスコアに倍率がかかるので、どこまで削って良いか、別のキャラにしたらもう1キャラ減らせたり出来ないか……? 等を悩みながらスコアを増やして行く遊びとなっている。スコアを稼げば稼ぐほど、毎日得られる不労所得 もじわじわ増えていくのでこれもまた大分モチベに繋がって良い。
久々にやると天井無いの嘘だろ!? ってびっくりしちゃった。休止前にブラウザ版が石上限行ってるのでiOS 版で買うしかねえとか言ってたくらい石買ったりしてたおかげで耐えられた。なければ心が折れてたかも知れない。
・8番出口
2023年11月29日発売。 駅の通路で異変が起きていたら引き返すと進める、異変が起きていなければそのまま進む、間違えたら最初からというシンプルな3D間違い探しという感じのゲーム。
発生する異変はランダムなので、内容によって難易度がかなり偏りがあり初見プレイは大体5分くらいでクリアしてしまったが、その後全ての異変を探すには1時間くらいかかった。 程よくびっくりする系の異変もあり、ややホラー気味。
・Chivalry 2
2022年6月12日発売。 中世の戦場で攻撃陣営と防御陣営どちらかのチームに配属されて戦う、最大32vs32のPvP ゲーム。要するに中世版バトルフィールド 。
攻撃側は爆薬を指定場所へ運んだり、破城槌を押して門まで到着させる等のミッションをこなしていく。防御側はそれを妨害し、一定時間守りきれば勝利というルール。 中世戦場の解像度がやけに高めで、破城槌や投石機、やっぱつええわ! 文明最高! と言いながら人の命が沢山散っていく。
武器種も多くて何やっても楽しい。中世の時代なので勿論弓は強いのだが連射性能は高くないので近接戦闘が主体。近接戦闘が主体なので遠くからわからん殺しされることが少なく、大体何かしらやれて楽しいという寸法だ。殺されたとしても割とすぐ復活できるので安心。 地味にフェイント、ガード、パリィ等の要素が充実しており敵と1vs1で鍔迫り合いとなった際はめちゃくちゃ白熱する。ただしお互い夢中になって剣戟を交わしているとどっちかの味方が駆けつけて一方的に殺されるパターンが多い。
あと叫ぶボタンがある。ただ叫ぶだけのボタンが。 目標を達成して次の目的地へ迎え~~~って時に誰かが叫ぶとみんな叫びだす。蛮族の集まりか? 頭空っぽにして遊ぶのに適しており、満足感が凄い良ゲー。
2018年8月10日発売。 一狩り行こうぜ! でお馴染みのモンハンシリーズの一作。最新作はライズで、ワールドはその一つ前。 ライズが出た後に身内の間ではなんだかだワールドの方がやりごたえあったな……という愚痴のような意見が主流で自然とダイマ され続けていたのだが、最新作のワイルドPVを見てモンハン熱が高まった所に大規模セールだったので今更ながら買った。 モンハンはP2G~4Gまでプレイしておりかなり久々。発売前に体験版はちょっとやったが、笛の旋律奏でた時にシャキンと発動する演出が無くなって簡素化されていたのが気に食わなくて結局買わなかったんだった。笛で遊んでいないのはWii のモンハン3だけなので、笛のプレイ感がモンハンの全て。
久々のモンハン、かつ最後にやったのが3DS の4Gだったという事もあり、綺麗に描画される見知ったモンスター達によるど派手なムービーだけで大分おもろい。
新モンスターのトビカガチも可愛くて最高。 システムとしてはフィールドに残された痕跡を探し、一定数集めると導蟲というキラキラ光るエフェクトがモンスターへ誘導、マップにもモンスターの居場所が表示という要素が追加されており、これがかなり面白い。 ペイントボールを一々投げなくて良いし、このクエス トは最初このエリアに居るとか覚えなくても良い。何度も同じモンスターと戦っていると、痕跡探しをスキップして最初から誘導してくれるようにもなったりするので、素材集めで周回している時でもついでの痕跡集めが行えたりして結構楽しい。 痕跡以外にも、一定数採集すると達成できるサブクエス トなんかもあったりして、もしもクリアできなかったとしても得られるものはなんかしらあるよ~という要素が増えているのは嬉しい。P2Gで時間ギリギリまでガノトトスと戦って何も得るものがなかった時は割とあったまっちゃってたからな。 今はアイスボーンに入ってイヴェルカーナを討伐した辺り。 任務クエス トを追っかけてるので素材は防具を最低限だけ作る程度にしか集めておらず、未だに防衛隊笛を担いでいる。 今回の笛は旋律を最大3つまでストックできるのと、演奏攻撃が結構モーション値高めで割と真っ当に攻撃として使っていける事もあり過去作では一切使っていなかった回復旋律を雑に吹けて便利。聴覚保護大も有用だし、爆破は相手を選ばず使っていけるのもありがたい……。 今年は残りモンハンワールド漬けで終わりそう。やはりモンハンは危険だ。
・おわりに
とにかく沢山遊べてかなり満足の行く一年だった。 今年発売の新作も粒ぞろいではあったし、遊ぼう遊ぼうと思いつつ積み続けてきたロマサガ2 やグノーシアなんかも遊んでみたら本当にびっくりするくらい面白くて、まだまだ遊んでないゲームの中にこれほどまでの名作が埋もれてると思うとSNS とかしてられねえな!!! という気持ちになった。気持ちになっただけで一生Twitter (自称X)してたのが悔やまれるところですね。 来年は2月にグラブル リリンクとFF7 リバース、3月にユニコーン オーバーロード 、4月にサガエメとめちゃくちゃ期待している新作が待ち構えているので、SNS の時間は本当にある程度減らしていきたいなとは思います……。 あと、やはり遊んだゲーム、遊んだうちに軽くでも良いから感想、書こう! と思った。あまりにも長すぎて誰にも読ませるつもりねえなという記事になった。 まあ書いてる方は遊んですぐ書くのも楽しい! 一年を振り返りながら書くのも楽しい! あ! それならどっちで良いか! 最後にSwitch、PS、Steamの今年遊んだやつの画像貼る。並べるとなんか良い感じになりそう。